既卒コミュ障真面目系クズが就職活動をするとこうなる

既卒四年目実務経験なしアスペルガー診断済の文系が就職するまでを予定

就職活動が難儀している人の親御さんへ伝えたいこと

今までこのページに来る人はとんでもない暇人か私のような既卒で就職活動に難儀をしている人だろうとばかり思っていましたしこれからもそうだろうと思います。しかし、もしかしてこれからタイトルにしたような方がこのページを見るかもしれないと思いまして、いくつか「これだけはやめてくれ」ということをお伝えしたく、メッセージにしました。ぶっちゃけるとこれは今まで私が親にやられたこと列伝になるので愚痴です。

 

ちなみに人によっては私の親のやり方があってるかもしれないので、まずその「親のやり方」が合わない私がどんな人間なのか、どういった育て方をされてきたのか書きます。

 

・一人で抱え込みがちである

・出不精である

・パソコンで何かをやっているようだが何かは分かっていない

・表面上就職活動を行っている様子がないが、見えないように何かしらの形で動いているようだ

・一々面接に行ったとかどんな質問をされたとか答えたとかもあまり言わない

・親のアドバイスを請わないし、いっても聞こうとしない

・昔から「頭がいい」ことを褒めて育ててきたし、そのことや出身校を他人に自慢してきた。子供からは「やめてくれ」といわれる、もしくはいわないが困ったような顔をされる

・就活がうまくいかなくなってから、もしくは既卒になってから親戚に会わないようになったし、電話もとらない。

・怒りっぽくなく、喧嘩になることは少ない。大抵相手は黙っているかあしらわれる。喧嘩になるときはため込んで爆発するタイプである

・自殺をほのめかす言動をとる。もしくは実際にしようとしている現場に遭遇した

・自己評価が低いようだ

・そのわりにプライドは高い

・何事も自分で決めようとするタイプである

・遺書を見たことがある

・親と子供で感性が真逆のようだ

・「親子関係が逆転してるみたい」と他人にいわれたことがある、もしくは自分がいった、もしく子供がいった

 

他にもあるかもしれませんが大体こんなものでしょうか。このうち3つ以上あてはまるお子さんはおそらく私タイプだろうと思います。ちなみに心理学的なアレコレについては完全に素人意見ですので責任はとりませんしとれませんが、少なくとも似たような人間である私が、嫌がる、やる気をそがれる、自殺衝動を促進される、不安で寝れなくなる、過剰なストレスを受け吐き気等で体調に現れる、ということが起こってるので、参考にして頂ければ幸いです。

 

ハローワークを貶す。もしくはハローワークで失敗した例を話す

→子供は「ハローワークはダメなところなんだ!」と頭に刻み付け、親の仇のように嫌います。ある日就職活動をしているのにハローワークを利用していないことに気付き行くように勧めても子供には既に先ほどの先入観が刻まれているため行くのを拒むか、言っても頻繁に利用しようとしません。せいぜい「こういう事例があるから気を付けてね」程度にとどめましょう

ハローワークを過剰に勧める

 

→ゲームを禁止された子供はその禁止事項を破ろうとして逆に熱中していくか、大学生など、自分の自由になるお金と親のいない空間が手に入れば子供ではあり得ないほどにのめり込むことが通例です。そして勉強やりなさいとガミガミいえば勉強嫌いになる子供が多いのも通例です。それと同じです。ほどほどに。

ほどほどというのも人によって違うでしょうが、どれほど回数が少なくても何十分もハローワークにいけといわれたら嫌になります。難しいですけれども、ほどほどに。

現代では様々な就職支援サービスがネット上に溢れていますのでハローワークにいっていなくともそちらを利用して就職活動をしている場合があります。またハローワークの求人票も大半がネット上から確認できますので、そちらで求人票を見つけて、企業に直接応募している可能性もあります。何かやっているようだと思ったら、しばらく見守っていてあげて下さい。

・国家資格のある職を過剰に勧める

 

→上記と同じ理由です。また、それで本人がいやいや資格を取り、職に就いたとして、結局辞めてしまったら「あのときお母さんが言ったから・お父さんが言ったから」と親の責任にされてしまう場合があります。

 そして本人があまり他人に相談せず、自分でやることを決めている場合は、口出しされただけでその方面への嫌悪感が増す場合もあります。どうしても国家資格職についてほしいときは遠回し遠回しでうまく伝えて下さい。

・「大手以外は受け入れない」雰囲気を醸し出している

 

→これはうちの親の場合ですが、自分の経験則で「転職は大きいところから小さいところにしか行けない。小さいところから大きいところには行けない。だから最初に入る会社は大きい企業であるべき」と口酸っぱく言われてきました。後にこのことを指摘すると「どこでもいいから働けばいい」といいましたが。

いざ就職活動をして自分の市場価値を知ったときに、大手に入れない自分=人間失格 という烙印をおしてしまい、大手への無謀な挑戦を続けたり、なまじ「頭のいい人間」だと育てられてきたため中小企業に面接を受けに行った時に「何で自分がこんなとこにきてるんだ」オーラを出して落ちたりするなど、とりあえずいいことは一つもないと考えたほうが賢明です。

・就職活動について頻繁に、もしくは長時間口を出す。

 

→まったく行動に移してないならまだしも、少しでも行動に移している気配があるのならば黙ってた方が吉です。本人は自分がなかなかヤバい状況に陥っていることはわかっているので、危機感もといストレスが増えるだけです。また、家にいるときは大体その話題だったり、車で出かけたり外食するときもこの話題を出していると、親と一緒にいる=ストレス、となるため、ますます疎まれますし、出不精になったり家に寄りつかなくなりますし、ともに行動することを嫌がられます。いざ内定を掴んで家を出たと思ったら音信不通になって縁を切られる可能性も十分に考えられます。やめましょう。

・大手に入った知り合いを話題に出す

 

→子供を教育するに当たり他人と比較する方法が忌むべき方法であることは教育に関してど素人である私ですら知っているので説明は不要な気がしますが、ともかくあなたのお子さんは今まで他人と比較されてやる気を出す子供だったでしょうか。大抵はみじめに感じ、自尊心や自信を喪失します。これらのない人間は「こんな自分にアピールする点なんてない」「自分なんかとる企業が可愛そうだ」「むしろ自分なんかを取る企業はブラック企業なのではないか」と自己卑下にはしり、就職活動でも百害あって一利なしです。また、「どうせ私だから」と自分を低く見積もり、自分の価値を低く提供したり、適当にやる言い訳にしたりすることもあります。

・何か失敗をすると「だからお前は受からないんだ」という

 

→大体上記と同じですが、加えて「自分はできない人間である」→「無意味で無価値で無生産の消費をするだけの人間である」→「税金も納められない、国民としての義務も果たせない自分が、この恵まれた日本でそんな人間に生きる価値はあるだろうか」→「ない」→「死のう!!!」ってなります。やめましょう。

・過去の失敗を持ち出して「だからお前は受からないんだ」という

 

→上と同じです。

・本人の聞こえるところで電話等で他人に本人の現状(無職であること)を話す

 

自分で何でもやりたい人間は他人に自分の行動を捕捉されることを嫌います。更に無駄にプライドが高い人間ならば現在の自分の状況を歯がゆく思っており、知り合いに把握されると自尊心を折られ、「死のう」もしくは例えば親戚なら「もうあの家に顔を出せない、葬式にも行けない」と思いつめますし実行します。ですのでなるたけ他人に話さない方がいいのですが、親御さんがため込むのもいけないと思いますので、もし知り合いに話した時には「あの子には今言ったことを知らないようにふるまってね」等いった方がいいと思います。
 あと本人に聞こえるところで、というのは一番やってはいけないことです。本人の目の前で本人の心をバッキバキに折っています。自分の目の前で自分の悪い点を知り合いに話されていると思ってください。精神的に追い詰められていたら衝動的な自殺も十分にあり得ます。やめましょう。