番外編:就活中の気分の落ち込みについて専門家に相談してみた
今回は就活中のアレコレではないので番外編です。
日常的に死にたいと思う等は義務教育課程からずっと思ってきたので正直自分の中で特別な事ではないと考えているのですが、
今まで身体的に
・親にプレッシャーをかけられた夜~朝にかけて吐く
・夜に唾液の分泌が止まらなくて起きる
・アルバイトに通って三日目から特にいじめられているなどの問題がないにも
かかわらず行く前に必ず吐くようになる。アルバイトが休みの日は症状は出ない
・一人の時にわけもなく涙が出る
という症状が出ておりまして、それでも三番目はともかくとして治療方法が内定を頂いて働くことというのは目に見えているのでどうしようもなくただただ就活に打ち込んできたんですが、先日記事に上げました親との軋轢の中でどうしようもなく心が疲弊し、今まではどれだけ心が疲弊しても寝たらリセットできたり、趣味に触れたら疲れを忘れられたりしたんですがこの直後はそういうのが全く起きず、今までどれだけ身体的症状が出てもそういった心理的な症状がでたことがなくて驚いてしまって、戯れにいのちの電話にかけてみたら繋がりまして、そこから心療内科等にいってみることになりました。
ちなみに以前一晩で77回いのちの電話にかけてみたことがあるんですけれども繋がらず、それ以外も一日で十回とかかけたこともあるんですけれどつながったことがなくって、初めて電話がつながったので、「お飾りじゃなかったんだ…ラピュタは本当にあったんだ…」となりましてつながった時は滅茶苦茶動揺しました。
ということで、「いのちの電話にかけてみた」「心療内科にいってみた」「臨床心理士の方に相談できるハローワークの相談室にいってみた」の三本立てで、既卒就活生の立場から体験談を書いてみたいと思います。
私のように就活で気分が異様に落ち込んでしまった、という方のお役にたてれば嬉しいです。
■いのちの電話にかけてみた
メリット
- 衝動的に電話を掛けられる
- こちらの話が済むまで聞いて貰える
- 匿名なので、面と向かって話さないからこそ話せることが多い
- 電話があれば、もしくは携帯があって電波が飛んでいればどこからでも何時でも話せる
デメリット
- 電話料金がかかる(月に一度無料の日を設けているそうです。詳しくはHPに)
- つながらないことの方が多い
方法:(ネットで「自殺 電話」でぐぐる→)電話を掛ける
時間や曜日を限定しているところが多いですが、いのちの電話以外にも電話相談を受け付けているNPOはあります。そちらにかけてみるのも手です。詳しくはググって(検索窓に「自殺 電話 相談 <住んでる地域の名前>」等キーワードを入れて検索してみて)ください。ちなみに私はそちらも電話がつながったことはありません。
私の電話がつながったのは平日の昼で、お相手は中年の女性でした。「どうせまたかからないんだろ」と思いながら電話したので最初は本当に繋がったことにあっけにとられてたんですが、先日記事にしたこととか今までの家庭環境の事などを二時間ぐらい話して、気付けばずっと泣いていました。
でも話していて気付いたのはあくまで話を聞いてもらう場、慰めてもらう場であり、解決策を示されることはないという事。
だからなのか、私は一連の事を話した後しきりに心療内科の受診、もしくは保健所の訪問を勧められ、正直なところそこの場所が話は適当に聞いてとりあえず診療所や保険所を薦めるところなのか、私の症例がヤバイのかどっちなのかと不安に駆られました。
最初はお金がないので、と心療内科の受診を断ったんですが先ほど述べたように地域の保健所を勧められました。結局私は心療内科の受診を決めたのですが、お金が気にかかるけれども相談したいという方は保健所に相談するのも一手です。専門家の方に話を聞いて貰えます。
■心療内科にいってみた
メリット
- 専門家の方に話を聞いてもらえる
- 病気なら病気だといってもらえるし違うならそうだといってもらえる
- お薬ももらえるし緊急性がなければ薬を断ることもできる
デメリット
- 即日話せない
- すぐに予約が取れない時がある
- 待ち時間が大分長い
方法:ネットで「(住んでる地域名) 心療内科」でぐぐる→近場のところ、もしくは遠方でも評判のいいところを探して予約
簡単に書くとこうなりました。
私「(今話題の就活鬱ってやつかな)」
医者「アスペルガーに近いと思います。検査しますか?」
私「( ゜Д゜)
( ゚д゚ )
( ゚ д ゚ ) オネガイシマス」
私の場合ではあるが、ネットで病院を探す→初診は予約必須、更に予約可能日がすべて埋まっていたため、規定の曜日・日にちに空く次の予約可能日に電話で予約。夕方に予約したにもかかわらず、一度相談員の方に経緯を話したものの(時間は決められていなかったが40分程度)、先生と話して(同左)医院を出た時は午後11時前になっていた。
診断料金としては、
(初診料+診察料)+アスペルガー検査=二千円半ば+三千円半ば=六千円ちょっと
になりました。ちなみに保険証見せてこれなんですけれども他の心療内科に行ったことがないためこれがお高いのかそうでないのかはわかりません。あとアスペルガー検査は予約が詰まってて二週間後にやることになったのですが、私は料金を先払いしましたがお金がなければ後日払ってくれてもいいといわれました。それと不眠の症状と気持ちの落ち込みから薬の服用を勧められましたが、症状回復手段が家族と距離を保つことと就職することであるのは明白だったため「とりあえず様子を見る」ということでお断りしました。
私としては就活鬱なのかそれとも全く別の病気なのかそれとも特に問題はないのか伺いに行ったので、先生に適職についての話をされて初めは「キャリアカウンセラーもしくはキャリアアドバイザーに話聞きに来たんじゃないんだけどなあ」と思ったんですが、そこから就活が上手くいかない一因として「自分に適した職種に応募できていないのでは」といわれて、上に述べたアスペルガー疑惑の話をされたので驚きました。私ができること、できないこと(ストレスに感じること)の差がありすぎること、またナアナアを許せない性質で、理詰めで話すことなどが理由に挙げられていました。
診察後にアスペルガー診断のために親に書いてきてほしいと書類を渡されたんですが、親には通院を秘密にしているので、と断りました。
■ハローワークの相談室にいってみた
メリット
- 無料
デメリット
- 時間が決まっている(2015年4月現在)
- 通える回数も決まっている(同上)
- 大都市にしかない(同上)
- 即日話せない
- 予約を取らないといけない
- ハローワークまで出向かなければならない
私が話をすることより病気なのか否か結論を聞きたかったというものあると思いますが、心療内科に先に行ってしまったのもあって、いった後に「いった意味なかったな」と正直思ってしまいました。
個人的にはいのちの電話のメリット全部なくしたverじゃねーか! となってしまうんですが、電話じゃなくて直接面と向かって話したい、いのちの電話が繋がらないから時間が短くとも必ず吐き出せる場所で話したい、という人はいいかもしれません。一応ハローワークにいる方なので就活にからめて答えて頂けますし、もちろん仮説にはなりますがこちらが「鬱病ですか」と尋ねると答えてくれます。ですが吐き出す場であって何かの導き手にはなりません。気持ちはましになりますが解決策はでません。
■結論
いのちの電話も心療内科もハロワも全てお相手して下さる人によるといってしまうとおしまいなんですけれども、ともかく私の場合はいのちの電話で一通り吐き出すかつ話してしまうことで自分の中で整理し、道筋を立てる→心療内科である程度まとまって話せる、といった順番はよかったんじゃないかなと思います。あと私の場合は病気か否か何らかの結論を出したいと思っていたので心療内科が適していたと思いますが、そうでない人は特に心療内科にいかずにハロワの相談室で十分事足りると思います。
とりあえずアスペルガー疑惑という段階ですので、もしこれでアスペルガーだったらそれでうまくいかなかったのかーとなりますし、違っていたらまあなんといいますか個人的な人格の問題だったのかな!どうしようかな!となるんですけれども、アスペルガー診断→結果発表、というところもブログに書いていけたらと思います。
■おまけ
適職がよくわかってないのが問題なのでは、といわれたので今まで就職サイトでやってきた適職診断を見直したりだとか、ハロワのパソコンでの適職診断を受けたりだとか、アスペルガーに適した仕事をネットで調べたりだとかしたんですが、コンピューター関連だとかデザイナーだとか研究者とか、だからそっち受けても落ちるし個人的にも興味ないしその技術もないんですよ!!!求む文系職種!!詰んだ出れない!!!