既卒コミュ障真面目系クズが就職活動をするとこうなる

既卒四年目実務経験なしアスペルガー診断済の文系が就職するまでを予定

障がい者合同面接会ってこんな感じだったような気がする

(あやふや)(なんせ最後に受けたのが半年~一年前ぐらい)

 秋というのは大企業の障がい者雇用が活発になる時期だと以前伺いました。それで表題の件について書かなきゃなー書かなきゃなーと思っていたんですが全然筆が進まず数か月あいてしまいました。なんせもう前述した通り以前の話なので記憶になく・・・。

 そんな曖昧な記憶で申し訳ないんですが、「ハ□ワ主催の障害者向け合同面接会ってこんな感じ」「※『障害者雇用の方が大企業に入りやすい』は間違い?」「実際の面接について」「選考結果」の四つについて書いてみました。以前書いた障がい者面接の記事と一緒に読むとより「こんな感じ」というのがわかるかもしれません。

■ハ□ワ主催の障害者向け合同面接会ってこんな感じ 

障碍者向け合同面接会の前に 

 まず合同説明会の話をする前に書いておかなければならないことがあります。
 ここのページを見る方は発達障碍者、もしくはそういう方が身近にいらっしゃる方が多いと思いますが、 

合同面接会の企業は、精神・発達障害と聞いた時点で切ってることがある。 

 参加する企業の内何割がそうなのかはわからないですし、それが合同面接会の多くを占めているのかどうかもわかりませんが、とりあえずそういう傾向がある企業も多いことは確かです。
 しかもそんなふうに切っていたとしても、面接時間を他の人より短くしたら差別だといわれるからかわかりませんが、特に他の面接を受ける方と面接を受ける時間はそんなに変わりません。3分ぐらいのところもあれば30分長々と喋るところもあります。
 採る気はないのに30分話すとか、帰りたくなりますよね。
 ではそういった企業を見分ける方法は何かあるんでしょうか?
 私にはない。

 

 例えば身体障害者用にすごく気を使ってることが分かるように求人票の右斜め下に階段用のスロープありとかいろいろ書いてはいますが、だからといって精神障碍者を採る気がないとは思えません。企業によっては身体・精神・知的全部が働いてるところもあるでしょうし。
 というわけでわからないなら、わかりそうな人に聞きましょう! 

1.ハ□ワの障碍者雇用担当の人
2.自分が通ってる就労移行支援事業所の人

 私の場合は2の人に聞いたので1の人が知ってるかどうかはわかりませんが、どんな方が合同面接会で選考に通ってるかの傾向はなんとなくつかんでるんじゃないかなー・・・と思うので、合同面接会に予め申し込むときに聞いてみましょう。もしかしたら何かしら情報を持っているかもしれません。当日会場で聞いたりしたらダメですよ!すぐそばではないとはいえ本人(本社?)がその場にいるので答えにくいと思います。

 さて2の人に聞いた場合、とあるメリットがあるときがあります。自分が受けようとしている企業が"合同面接会では"身体障害者しかとらないけれども、それ以外の精神・発達障碍者は大学や公的福祉機関、就労移行支援事業所等を通して採用している時があるのです。もちろん利用者当人がすぐ就職に移れるレベルなのかどうかとか、社風や企業が求めている人材とあっているか等の条件はあるので、コネクションがあるからといって必ず紹介されて実習・採用に繋がるかかどうかはわからないですが、紹介してもらえたらこんなにいいことはないと思います。

 さて1と2の人に聞いたとしても、本当のことは会社の人しか知りません。もし聞いた上で面接受けてもやっぱり身体障害者メインだったっぽいという場合もあります。そんなときはどんなに面接が上手くできてても身体障害者でなければ選考通過はしないので、スパッと諦めてその会社のことは忘れましょう


※「障害者雇用の方が大企業に入りやすい」は間違い? 

 この話題は合同面接会には直接は関係ないのですが、ちょっと書かせて下さい。

 さて、障碍者雇用のネットの記事やらを色々読んでいくうちに、「障碍者雇用だと(一般的な採用よりも楽に)大企業に入れる」という意見をいくつか目にしました。

 というか私もそう思っていました。

 でも今はそんなに思っていません。

 

 何故なら、障害者雇用は 身体障害者知的障害者>精神(発達)障碍者 の順に会社に入りやすい。つまり精神障害者は一番入りづらいのです。

 

 身体障害者の中にもこの障害は受け入れられ辛くってこれは歓迎されるっていうものがあるんですが、身体障害者の方を受け入れるには色々整備しなきゃいけないかもしれないけれども価値観や思考法は「普通の人」と同じですし、できないことや配慮しなければいけないことがわかりやすいし「納得しやすい」んですね。反対に精神障害者・発達障碍者は一人一人配慮の仕方や環境の整備に気を付けなければいけないので面倒ですし、体調に波があって不定期で休んでしまう人もいますし、なまじ一見障害者とわからないけれども価値観がズレてることが多々あるので「普通の人」である同僚や上司等に「悪いギャップ」を感じられてしまい、信頼関係を構築しづらいく、離職率や休職率が高いから、というのが理由のうちのいくつかです。

 また職場からも、精神障害者が働いている特例子会社以外では「精神障碍者」という彼らにとっては実体の不明な人と一緒に働くことに対して不安と戸惑いから反対の声が上がるといわれています。それに実際働けたとしても、ほぼ座ってるだけのお飾り状態だったり、簡単な事務作業の繰り返し、給料も低いし一向に上がらない、といったことが多く、それでも大会社という看板があるので良い人はそれでいいんですが、そうでない人はやめてしまうでしょう。

 そうでない会社もあるでしょうし、今は前述したような状態でも、これからどんどん職場環境を良くしていこうとしている会社もあると思います。ただ現在の会社は、大会社も含めて、こういったところが多い。前述したところとは違う数少ない会社に入社するのも、そういうところを見つけるのも大変です。だから2016年現在、もし私が周囲で精神障害診断を受けて大会社に!と奮起している人を見かけたら「覚悟しないと無理、覚悟してもほとんど無理」というと思います。

 でもじゃあクローズで一般枠で会社に入ろうとするのも、それはそれで人によっては難しいですし、入ったとしてももっと難しいんですけどねー。

○実際の面接について

 まず最初に言っておかなければならないのは、私は一般での合同面接会というものの参加経験がないということ、そしてハ□ワ主催の合同面接会しか参加したことがないということです。なので障碍者雇用の合同面接会と普通の雇用の合同面接会の比較も、ハ□ワ主催の面接会と民間会社主催の面接会の比較もできません。すみません。


 当日の面接"までの"流れはめんどいので割愛します。とりあえず持ち物は私の場合は履歴書障碍者手帳のコピー前もってハ□ワでもらうか当日面接会会場でもらう参加票的な何かだった気がします。それと開場一時間前で既に割と並んでます(私が住んでいる地域の場合)。

 もし大会社の正社員とか正社員かつ賞与昇給付いう人気ありそうな求人の面接を受けようと考えている場合は、当日朝から行って、夕方近くまで待って、それでも人数的に全員受けることが難しいので後日また面接の機会を設けます、となったり、午前中で応募を締め切る企業も出てきます。怖いですね。なので主催者や施設側に迷惑にならない時間に早めに行って並んでいた方が良いと思います。

 それで実際の面接の内容なんですが、先述した通り一通り自己紹介して履歴書にそってちょこっと質問されて自己PRも志望動機も障害説明も聞かれず終わるものから、三十分以上自己PR志望動機障害特性その他諸々じっくり聞かれる面接まであります。短い面接はなんかもうどうしようもないのでアドバイスすら書けませんが、じっくりタイプの面接については以前障害者雇用の面接について記した時の通り、障害特性をわかりやすく簡潔に述べられるようにすること、また特性からの欠点もポジティヴ視点で補えるようにすること、この二つが大事なところになると思います。

 それと、合同面接だけなのか、普通の面接でもよくあるのかわかりませんが、ぎょっとする質問をしてくる人の割合が多いように思います。

 例えば「何でも話せる友達はいますか?」「通勤ラッシュの時間になるけど交通機関のれる?(のれないよねえ、という反語が後ろにつきそうな表情で(その後通学や就労移行支援事業所に向かう歳で慣れてるので乗れます、と答えた時に「え?乗れるんだ」と意外そうに答えていたので被害妄想の可能性は少ないと考えられる))」。こういう他にも普通に想定していなかった質問がくるかもしれませんが、落ち着いて答えましょう。もし「これは面接の質問としては変だぞ」と思うような質問があれば、その場では当たり障りなく答えて置いて、後日就労移行支援事業所の人やハ□ーワークの担当者の方に報告したらいいかもしれません。単にこちらの被害妄想の場合は客観的に違うことを説明されると思いますが、本当に変ならば「そういう質問をした企業」ということが会社の情報として事業所やハ□ーワークにストックされるからです。


○選考結果 

 一週間~二週間ぐらいが定石でしょうか。そして落ちていた場合、または選考が長引いていた場合、その通りに来ることがないことも定石です。とりあえず面接で聞いた締切から1~2週間待ってみて、どうしても気になったら求人票に書いてある電話番号に電話してもいいかもしれません。履歴書その他は帰ってきます。