既卒コミュ障真面目系クズが就職活動をするとこうなる

既卒四年目実務経験なしアスペルガー診断済の文系が就職するまでを予定

就労移行支援事業所について調べている大学生・既卒の方へ

 なんか筆がのらなくて途中で飽きかけた記事その2。

 ですがテレビ番組の影響で発達障害就労移行支援事業所について検索できてる人が多いみたいなので(2016年9月現在)、最期ぶつぎりみたいになってますが重要な点については書いてるのでのせちゃいます。

 大学在学中の人、既卒二年目ぐらいの人だったら就労移行支援事業所以外にもこういうのがあるんだけどもうやってるかなっていうのと、じゃあ就労移行支援事業所は本当に就労につながるのかなって話をちょっとだけ書いてます。

 

発達障害をもった、就活している・就活が迫っている大学生と既卒して二年目ぐらいの無職の人へ

 

 表題の方へ。
 もしかしたら、私が過去に書いた記事を読んで、就労移行支援事業所を利用することを考えているかもしれません。
 しかし私、就労移行支援事業所に通ってから、気付きました。気づいてしまいました。

 あれ?大学経由で就職する人の方が多いし就職早くね?


 おそらく就労移行支援事業所が悪いわけではないのだと思います。
 ですが、大学のキャリアセンター等で自分の障害を開示して就職の相談をしている方は

 就労移行支援事業所にいく前から障害者として就職に取り組んでいる

 やっぱりこれが大きいのだと思います。

 こういった方は、大学の職員さんが特例子会社や地域の障害者の職業関連のセンターと連絡を密にとり、障碍者雇用の面接を紹介してもらったり、実習に行かせてもらったりしているのではないでしょうか。

 私は大学のこういった機能(? 何と呼べはいいかわからないのです)を使ったことがないのでそこらへんについては人の話で聞く以外詳しく知らないんですけれども、(私が通ってる)就労移行支援事業所に通い始めてから、また大学卒業後半年以内とかで就職できる人というのは少ないと思います。まず3か月~半年以上ビジネスマナー等について学び(ここらへんの期間は人によって大分違うのですが)、そこから色んな企業に実習に行って、互いの評価が良ければ就職に繋がる、という感じだと思います。

 

 つまり、大学四年生~既卒から使い始める就労移行支援事業所より、大分就職へのスタートが早く切れる

 

 就労移行支援事業所が悪いとは全く言いません。ビジネスマナーを学ぶ事や、自分の障害とじっくり時間をかけて向き合うことが重要な方もいらっしゃると思うので。
 ですが、既に障害の診断がされていて、障碍者手帳を持っている・申請中である・申請しようと期間を待っている人は、就労移行支援事業所の前に、もしくはそれと並行して大学の就職を担っている施設に障害者雇用を考えていると言ってもいいんじゃないかと思います。そこから就労移行支援事業所を紹介してもらえる時もありますしね。
 といっても、私がこのルートを使ったことがないのでどうすればできるのかよくわからないのですが、推測ではありますが以下のような感じでしょうか。

 

○在学中の人

 

・大学の就職を担っている施設(キャリアセンターとか)の人に障害を持っていることを告白して障害者枠での就労を目指していることを伝える
・多分無料で設置されているはずの学内カウンセラーの予約を取り、障害を持っていることを告白して障害者枠での就労を目指していることを伝える

 

既卒二年目ぐらいまでの人

 

・卒業もしくは中退した大学のキャリアセンターに連絡を取り、××××年卒であること、就職が決まっていないこと、実は障害を持っていて障碍者枠での就労を考えていることを伝えよう。

 

 ちなみに何故既卒二年目ぐらいまでかというと、うちの大学だと二年目ぐらいまでは連絡くれたら面倒見てくれるみたいだよーと先輩が言ってた気がするからです。大分あやふやで申し訳ない。なので

 

私が通っている就労移行支援施設の人はそういった大学を通しての就職もうちから就職した人ですってカウントして広報するので、まあ確かにここでプログラム利用して学んでた人が就職したんだから、ここで学びつつ自分一人でハロワ利用して就職した人と同じようなもんだし間違っちゃあいないんだけど・・・・・と微妙な気持ちになります。

 デメリットは私が知ってる例の中で3つ。
 特例子会社に限定されることと、早く就職が決まった時に自分の障害や能力を焦らずじっくり見極めて育てる時間がないこと就職に焦ってしまって目の前の紹介された仕事が何であれ飛びついてしまう傾向がみられること

 といっても「私が今まで見たケースの中」なので、本当はそんなことはないのかもしれません。


 ちなみに自己診断で障害だと思うけど診断は受けてもらってないって人は、障碍者枠での就労を本気で考えているならいますぐ心療内科や精神科等の予約をとって診断してもらってください。大学生なら先述した学内カウンセラーの予約を取ってこういった障害じゃないかと疑っていることを申し出ましょう。


■就労移行支援事業所が本当に就労に繋がるのか?

 

 さて、私も就労移行支援事業所に通ってますが、利用者内で表題についての話題がまれにでます。
 私は「(本人の頑張りと仕事や職場との適正と支援事業所の企業とのつながりが十分なら)まあいけんじゃね?」と適当な答えに終始してます。それしかいえませんし。
 私は今通ってるところを「これで就職できなかったらその人が『就労すること』や『雇用されること』、『社会』と合わなかったんだろうな」と思う程度には信用・信頼しています。社会参画無理じゃね?って人が次々就職していったのを目にしてるので。つまりもし事業所が違えばそこの事業所がダメダメだったのかもしれませんし、利用者に合う職場や企業とのつながりが不十分で利用者の働ける場所が見つからなかったのかもしれません。その利用者の方に「企業に属して就労する」という形態が本当にあってなかったのかもしれません。

 

○クローズで一般就労した人のケース

「やっぱり障碍者雇用は賃金低いし」「親戚にコネを紹介してもらえた」等、様々な理由で、就労移行支援事業所に通っても一般枠で就労した人がいます。
 世の中ではたくさんの精神・発達障碍者の方がクローズで就職しているのでしょうが、私の周囲では、一般就労してから数か月でやめてしまった人ばかりです。
 理由は中々本人たちに尋ねることができないのでわかりませんが、やはり「障害を開示しない」ことについては大きなリスクを負うことになるのだろうと思います。

○事業所に通いながらハローワークで障害者雇用への応募はしていいの?

 少なくとも私のところは大丈夫です。