既卒コミュ障真面目系クズが就職活動をするとこうなる

既卒四年目実務経験なしアスペルガー診断済の文系が就職するまでを予定

仕事をしています

 

タイトル通り仕事をしています。

今晩えねっちけーで発達障害のことをやると聞いて、途中で放置した記事を書き上げてきました。

「周囲」「他人」「世間の目」という「自分」に振り回され、メンタルがわりかし死んでる前半と回復した後半(現在)、二つの味が楽しめます。どうぞお楽しみください。

 

お久しぶりです。前回あんな不穏な感じで終わりましたがなんとか働き続けています。
あと一つ記事あげたら終わりたいといっていましたがもう少し続くかもしれません。これで終わりかもしれません。
はてなさん、一年前はブログ放置してても広告出てなかった気がするんですけど気のせいですかね。
ということで今回は働いて数か月間の私の様子について書いてみます。


障碍者枠で働いてます

働いてます。
じゃあ障碍者として何か配慮されてるのかというと、実は、うん、まぁ、特に。

一応会社内で障碍者雇用に関わってるところに業務日誌的なもの週一でメールで送ることは義務付けられているし、困ったことがあったらメールや電話で連絡するようにとはいわれていて、一度業務とは関係ないところで本当に困ったことがあって連絡したこともあるけれど、それ以外は、まぁ、別に。

というか今私が働いている職場の上の立場も多分障害について名前ぐらいしか分かってないしその上の立場の方から私担当の人まで障害者だという情報すら降りてませんでした。障害者雇用とは一体……?

でもまあ働けてます。仕事自体は慣れました。褒められるし助かったって言われるしこれからどんどん新しいことを覚えてもらうと上の立場の人やその上の立場の人から言われてるので滅茶苦茶楽しみです出奔するためにお金が欲しい。
でも今までの間のメンタルの乱高下というか平均と地の底間の乱高下があまりにも激しいんです。

 

 

○このぐじゅぐじゅゼリーメンタルがヤバイ2017

 


・実習の時障害者雇用担当の部署の人に「○○さんや××さん(職場で席の近くにいた人)がすごく気にかけてくれたのに気付いてなかったの?」「雑談してみたらどう?」と言われるも結局うまく話も返せず、向こうからも話しかけられることがなくなり、自分からも話そうと毎分毎秒神経をとがらすも結局何も言えず「気にかけてくれていたにもかかわらず気づかず、雑談も一切できない切りかえせない面白みのない私はホントにダメだ」と業務中ずっと思い悩み神経をすり減らす

・「この人は私のことを悪く言わないだろう」「私に対して時間を採らせてしまい申し訳ない」と感じない人が一人もいなかった。少しでも気の置けない人、安心できる人がいなかった。雑談もできないし何を話しかけられてもうまく返せないし発展しない。そしてそんな自分が以下略

・職場のルールが分からないし説明もないため、普段なら適度に自分で判断してちゃっちゃと動くはずが何も動けずぽつねんと突っ立ってるような事態が何度も発生。普段できていることができず「できない自分」に落ち込みながらしようがないので、他の人にどうすればいか尋ねるという「自分の事で相手の時間を使わせてしまう」という更に「申し訳なく」感じてしまいストレスを発生させる事態に。

・自分の言動の意図が上手く伝わらない。上手く伝わらないけれども困った目で見られたり注意はされたりするため、誤解を解くため、もしくは理解してもらおうと説明しようとするも、リアル「○×△□※?☆!?」状態になったり、当人や周囲の人間に反抗的だとか頑固な人間だと思われたりしたらどうしよう……となり結局何も言えなくなる

・私以外の人物の職場の困ったサンに対する愚痴を言ってる場に遭遇し、その場はやりすごしたものの「この職場は誰かの愚痴を言う人が存在している」「そんな人間が存在していてこの私が言われないわけがない」という思考に陥り、できるだけ言われないようにとできる限り(自分にとっては存在しない)空気を読み、(見当違いの可能性もある)気を遣いながら業務時間中ずっと職場の人すべてに悲観的な思考をするハメ事態に

 

 

この結果何が起きたかというと、就職して一ヶ月は毎日会社から帰宅中泣きながら人に会いたくない人と関わりたくないコミュニケーションとりたくない話したくない見られたくない自分の部屋に閉じこもってベッドの中で世界から隠れていたいと心の中で唱える人間の出来上がりです。

ちなみに職場ではこれまで炊事室とトイレと自分の席でこっそり三回泣いた。以下理由

 

・良かれと思った行為で、上にあげた「雑談しなければならない」人を含む複数の人間に不快感を与え、更にその「雑談しなければならない」人に皮肉を言われ正しい理由も言い訳も謝罪もできずパニクる。そこでは耐えたが、直後普段は優しい担当の方に頼まれていた仕事を終わらせて私にいったらタイミング悪く電話を掛けるところでいつもよりちょっと強く「今電話だから」と言われ、「嫌われた」と思い込み悲観的な考えがぐるぐる頭を巡り泣く

・職場と障碍者雇用担当の部署、どちらの指示に従えばいいのかわからない宙ぶらりんなことがあり、どちらに聞いても「向こうの指示に従って」と言われ不安に。職場の担当の方に尋ね、その方から上司に相談してもらったが(おそらく悪気は一切なかっただろう)「自分で一切決められないなんて、子どもじゃないんだから」という言葉で「本当なら自分で決断できているはずなのにできてない恥ずかしい自分」「相手に判断させて貴重な時間を使わせている自分」「親から離れたいにもかかわらず給与面の問題で独立できずすねをかじりまくってる自分」の地雷をぶち抜かれ、ショックでふらふらして泣く

・仕事を通して信頼関係も築き上げて少しずつ雑談もできるようになった上司に対し、迷ったがよかれと思って中途半端に行った行為で不快感を与える(と自分が感じた)。どうして良かれと思ってそれをやったかという理由さえ頭から吹っ飛び、とにかく何かを言おうとするが、意味の伝わらぬ言葉の羅列になり、結局言い訳も謝罪も誤解を解くこともできず、その当時家庭の事でメンタル強度が元々地を這っていたこともあり泣く。

 

世界よこれがメンタルぐずぐずのコミュ障(の一種)だ。

ただ私の場合、会社でのコミュニケーションがうまくいってないのもありますが、それだけでなくそもそもその数倍以上家庭の事情がまずかったのです。匿名とはいえ、ここに書けない程度に現在も酷い。そのせいか、今年に入ってから会社は休まなくていい程度のストレスが原因と思われる病気に次々とかかり月2,3回は通院しています。つまりはそもそもわ"だじの"メ"ンダル"ばぼどぼどだ。

少なくとも平日一日一回数時間程度はメンヘラってるし、1~2週間前には通っていた就労移行支援事業所にメンヘラメールを送りつけるなどしていました。うーんこれはどうあがいても問題児。

でも例え帰り道泣いたり内心メンヘラってたりしても会社が気付くことは(多分)なかったですし泣いた翌日に事業所の人に会っても「元気にやってそうだね」といわれたりしてました。つまりは前愚痴記事でちょこっと書きましたが、相も変わらず私は「大丈夫」と思われていたわけです。以下私が推測した理由

 

・泣いたりするのも人から隠れて行っているし(今のところ)メンタルが死んでても業務に支障が全くでない

・精神的に調子のいいとき(稀)以外は基本的に表情筋が死んでいるし(本人にそのつもりはないものの)態度も無愛想なため、他人から見て調子いい時と普通の時、調子の悪いときの見分けがつかない

・自分自身が他人に対して「大丈夫だ」と見栄を張っている、いいようにいうと心配させないようにしている

・「困っている」ことに対しての質問が来ないと答えない。質問事項にないので自分から話さない

・会社の人間に対して業務ならともかくそれ以外の精神的な理由について話しづらい
 1会社の人に対して精神的な困難ということを話した経験がない。誰にどのようにどの場所でいつどうやって話せばいいのかわからない、わかってもしづらい
 2何でも話していいよとはいうが実際は言われたら困るし嫌がるんでしょ、とこれまでの経験則から思っている
 3相手が羨ましい妬ましいとすら思わないほど健全で根明なので話してもわかってくれないし解決方法も実になることではない。またそういう人に対し自分の醜い薄汚れたどろどろした話を話しづらい

 

いま思いつくのはこれぐらいでしょうか。
自分から言わないし表現しないんだから困ってるなんてわかりようがないだろうって?せやな。

 

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というのが少し前までのメンタルが地面よりは数センチ程度上だったときの私です。

現在は大分ましになっていて、相変わらず人とのコミュニケーションでは発言した後・会話が終わった後に失敗したことに気づいて反省・反芻を何時間・何日も繰り返し、無意識に失敗を記憶に刻み付けようとしていることが多いですが、そういうことも自覚的になることで「今失敗したことばっかり考えているから、別の事に集中するように心がけよう」と思えるようになりました。

それで別の事に集中できたら障害なんてねーよって?せやな。でも気づかなかった時より大分マシになりました。

どうしてメンタルが大分ましになったかというと、私もよくわかってないんですけれども一つ明確に分かってるのは、家庭問題で私が一度ブチギレた結果、福祉施設がようやく私のメンタルが本当に危険であることをわかってくれたらしく、今亀の歩みのような速さではありますが一人暮らしに向けて動けていること、また親の言動から頑張って視線を逸らしているからです。でも親との縁はどうしても切らしてくれないのが悩みどころ。

あと職場の空気にようやっと慣れてきた、というのもあります。

まだまだ慣れてないこともありますし、「これは生理的に嫌われてるな」と感じることもまれにあるので落ち込んでしまうこともありますけど、話しかけられるたびにびくついたり、他人に声をかけるのに「今話しかけたら迷惑になるのではないか」と頭の中で右往左往することもなくなりました。

 

相変わらず職場の人に自分の障害の事や趣味の事とか、自分の事については何も話していないので、根本的に「打ち解けている」わけではないためまたいつかせっぱ詰ることがあるかもしれませんが、とりあえず今は大丈夫です。

 

もしかしたら最後のブログになるかもしれないので一応。

以前一年以上ブログ放置してたらこれは死んでると思って下さい、的なことを書きましたが、この記事以降は、一年以上放置されても「ああ、生きて仕事頑張ってるんだな」と思ってください。


一人前に、生きていきたいです。